あなたが看護師を目指したきっかけは何ですか?
「病気の人を助けたいと思ったから」
「自分や家族が入院したことがきっかけで」
「ただ何となく」
「給料がいいから」
「ドラマや映画に憧れて」
わたしはこどもの頃からの憧れで看護師を目指しましたが、小学生のときの国語の教科書にボランティアで海外に行った看護師の話を見てさらに憧れが強くなりました。
どうしてもタイトルが出てこないのですが、医療器具のないところで懸命に命を助けようとする著者の姿に胸が打たれたのを、今でも覚えています。
日々看護師として働いていると、疾患と治療と経過がだいたいわかってきますよね。
でも、それは日本の病院で働いているから。薬剤も器具もすべてそろった環境です。もしも、環境が整っていなかったら、どれだけのことができるでしょう。
海外で看護師として働くメリットとは
世界では適切な医療を受けたくても受けられない人がたくさんいます。貧困や医療者不足など、発展途上国では毎日多くの方が亡くなっています。日本にいるとそんなこと考えないですよね。しかし、テレビの特集などでその光景を目にすると、「もし私にできることがあるなら・・・」と思う方は少なくないでしょう。
また、海外で働くということは、意外とメリットもあるんですよ。
海外で看護師をするメリット
・海外でしか体験できないことがある
・スキルアップができる
・日本よりも高収入が期待できる
・日本よりも私生活を重視した働き方ができる
どこでどんな活躍をするかによってメリットは変わってきますが、日本では体験できないことに出会えるのは共通です。看護師としてのスキルアップにもなりますし、世界の医療について、自分の看護観について考えるきっかけにもなります。
海外で看護師として活躍できるのはこの2つ!
それでは、具体的に看護師として海外で活躍にはどういったものがあるのでしょうか。
看護師が海外で活躍する道はこの2つ!
・看護ボランティア
・国際看護師
簡単にいうと、ボランティアか海外に定住して働くかの2つ。
ボランティア3つの方法
・青年海外協力隊(現地生活のための支給あり、日常生活レベルの英語が求められる、2年)
・国境なき医師団(給与がある、英語かフランス語の語学力が必要、半年から1年程)
・ジャパンハート(無給、通訳が同行する、2日から7日の短期間が多い)
ボランティアといっても青年海外協力隊や国境なき医師団では報酬があります。完全に無償というわけではないんですね。しかし、語学力が求められることと、半年から2年までと期間が長めなので、日本で働きながらはできません。
一方、ジャパンハートにおけるボランティアは、通訳が同行するので語学力に自信がなくても大丈夫。また、2日から7日ほどの期間なので日本で働きながら、海外のボランティアに参加してみるということも可能です。ただし、他の2つと違って完全に無給なことと、参加には費用がかかるのがネック。しかし、「ボランティアに興味がある!」という方にとって、短期間で言葉の心配がなく海外ボランティアに参加できるのは魅力的ですよね。
それでは、国際看護師はどういうものかというと、その国の看護師資格をとって定住して働くというものです。国際看護師と名前があるので何か特別な資格がありそうですけど、基本的にはその国の規則に準じて資格をとるところからはじめます。日本での看護師免許だけでは海外で働けないということですね。ちなみに、国際看護師になるために必要なものは・・・
国際看護師になるために必要なもの
・現地の看護師資格
・語学力
・就労ビザ
この3つです。もちろんですが、その国の語学力が必須です。語学力不足では資格をとるための試験も受けられないですからね。それから、就労ビザというものをとらなければいけません。ボランティアよりもなるのが難しい国際看護師ですが、海外で活躍したいと思っている看護師にとってメリットは大きいです。それは、日本ではできない働き方ができること。人気なのはアメリカやイギリスです。アメリカでは日本よりも年収が良いので、収入面を重視させたいならおすすめ。一方、イギリスは長期のお休みがとれるなど、日本よりもライフワークバランスを重視した働き方ができます。その分年収は低くなりますが、海外で私生活も充実させながら看護師として働くのも憧れますよね。
ジャパンハートの国際医療ツアー!今秋の募集開始
さて、これまで海外で看護師をすることについて述べてきましたが、先日ジャパンハートの募集が開始されました。
詳細はこちら
行先はミャンマーとカンボジアです。
ホームページには、これまでのボランティアの様子が紹介されていますが、みなさん生き生きとしている印象です。
今秋は3泊5日の日程で行くツアーなので少し休暇をもらえれば行けそうですよね。また、看護師限定ではなく、免許を持っていない看護学生でも参加ができます。
将来、海外で活躍を視野にいれている方は学生のうちから参加というのも良いでしょう。
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