面接当日のながれは、以下のようなかんじです。事前によくシュミレーションしておきましょう。
1.時間に余裕をもって家を出る
面接は遅刻厳禁です。自宅での準備をはじめ、家をでる時間も余裕をもって出発しましょう。途中で電車が止まったり、タクシーが渋滞に巻き込まれる等のトラブルがあるかもしれません。もしも、会場に行く途中で何かトラブルが起き遅刻しそうなときは、その時点で電話を入れておくと良いでしょう。
2.面接会場に到着
面接開始時間のおよそ10分前に会場に入りましょう。早すぎても失礼にあたりますので、早く着きすぎたときには、近くで待機します。
面接会場に入る前に、コートやマフラーなどは外して、身支度を整えます。ストッキングは破れていないか、髪は乱れていないか、もう一度確認しましょう。そして、忘れがちなのは携帯電話やスマホの電源です。面接会場に入る前に電源を落とし、くれぐれも面接中に鳴らないように気を付けましょう。
3.受付
受付がある面接会場では、面接予定時間と名前を伝え、案内があるまで待ちましょう。
面接会場に入った時点で面接は始まっています。どこから見られているかわかりません。人とすれ違ったときには、あいさつをしましょう。
4.待機
すぐに面接がはじまる場合もありますが、一度待機室や応接室で待たされる場合もあります。
「おかけください」と言われるまでは、カバンは両手で持ち、姿勢よく立っていた方が無難です。待機室から移動して面接をする場合、面接の前に筆記試験がある場合などは、座っても構いませんが、自分から座ってしまうと印象は良くありません。
5.面接
面接官が来たら、立ったまま「○○と申します。よろしくお願いいたします」と挨拶、お辞儀をします。面接官から「おかけください」と言われてから、「失礼します」と着席するのがマナーです。
面接は履歴書などの書類をみながら、経歴や志望動機など聞かれます。よく聞かれることについてはこちら(5-3.面接でよく聞かれる質問)。ハキハキと聞き取りやすい口調で、丁寧に話しましょう。また、ひとつの質問について、長すぎる応えもNGです。事前に準備(こちら6-1.面接の準備って何をすればいいの)しておくことが大切です。また、面接官は面接におけるやりとりの内容だけではなく、話し方や雰囲気、考え方をみています。良い印象を持ってもらうため、表情は明るく、感じ良く振る舞うことが大切です。
面接官からの質問が一通り終わると、「聞いておきたいことはありませんか?」と言われます。このときに給与や働き方の交渉を行うこともありますので、事前に質問事項は整理しておきましょう。また、特に聞きたいことがない場合も何かしら質問しておいた方が印象は良いです。なぜなら、「聞きたいことはありません」と答えてしまうと、面接官から「本当に大丈夫かな。しっかり考えているのかな」と思われてしまいます。
6.病院見学
面接終了後、病院見学を設けているところもあります。病院内の説明を受けたり、見学中に看護観などを聞かれることも。面接後に病院見学を必ず行っているところでは、見学中のやりとりが採用を左右することもあるので、面接が終わったからといって気を抜かないようにしましょう。すれ違う人にはあいさつをし、病院の説明を聞くときには適宜質問をして学ぶ姿勢でいると好印象です。
7.終了
「本日はお忙しい中ありがとうございました」と必ずお礼をしてから病院を出ます。出口まで見送ってくれることも多いので、最後まで気を抜かないようにしましょう。