履歴書にも志望動機を記載するので、同じ内容を伝えましょう(志望動機の書き方は5-5.志望動機の書き方参照)
しかし、文章をそのまま読むのはNG。「読めばわかる」と思われ、印象が良くありません。履歴書に記載したものと内容は同じでも、言葉を足したり、詳しく伝えます。
面接官が志望動機を聞く理由は2つ。
ひとつめは「やる気」の確認、ふたつめは「人材と病院がマッチするか」の確認です。面接官は「この人はうちの病院に何を望んで、どのように働いてくれるだろうか」ということを聞いています。病院側は、優秀な人材が長く働いてくれることを望んでいますから、期待外れの回答にならないよう気を付けましょう。
<志望動機を答える際のポイント>
・この病院じゃなければいけない理由 |
志望動機を答える際は、病院についてしっかり調べ、惹かれた内容を盛り込んで話すと好印象です。例えば、「貴院の理念に共感しました」ではなく、「貴院の○○という理念に共感し・・・」と話した方が具体的で、熱意も伝わりやすいです。また、しっかり調べていることが伝わることはアピールポイントにもなります。
一方、志望動機を伝える際に「○○を学びたいから」のように学びたいという姿勢を色濃くするのはNG。
「学びたい」と伝えることで、勉強熱心という印象は持ってもらえますが、病院側は「学ぶ代わりに何をしてくれるかな」と思います。そのため、「○○で貢献したい」や「○○で活躍していきたい」といった答え方の方が良いでしょう。勉強熱心だということのアピールよりも、どうやって貢献していけるかという視点で自分を売り込んだ方が好印象を得られます。