集中ケア認定看護師は、生命の危機的状況にある重篤な患者に対して集中ケアを行うプロフェッショナルです。あれ!?救急看護と似ている、と思った方も多いのではないでしょうか。救急看護と線状でつながっているので境界線が曖昧な面もありますが、救急看護認定看護師と集中ケア認定看護師の大きな違いは2つあります。
1つ目は救急看護認定看護師が災害発生直後等含め、患者の容体において緊急性に重点をおいた看護を行い、突発的な容態変化等にも対応する点。
2つ目は集中ケア認定看護師の主な仕事が既に集中治療が必要な状態となっている重篤な患者に対し、しっかりとした予測と計画を立てた上で看護を行うものであるという点です。すごく似ていいる様で大きく違うんですね。
二つの認定看護師どちらの資格も救急の現場において非常に重要な立場にあり、スムーズな連携が求められます。また、集中ケア認定看護師も救急看護認定看護師と同じように、生命の危機的状況で混乱している患者本人だけでなく、その家族の心のケアを行う能力が求められています。とてもストレスが大きい職務かもしれませんが、その分のやり甲斐も大きい分野です。集中ケア認定看護師を目指したくなってきませんか?
集中ケア認定看護師を目指す場合、全くの未経験から生命の危機に関わる救急の現場に入る事はなかなか難しいかもしれません。しかし、転職エージェントを使い未経験可でかつ研修や教育がしっかりした病院を探して、未経験からでも救急の現場に入る事は可能です。今の職場からでは難しいけれど、どうしても集中ケア認定看護師を目指したいと思ったあなた。あきらめるのではなく、転職に挑戦してみてください。あなたが向上心を持って看護に対する勉強を続けていく意思をアピールする事で、必ず道は開けます。集中ケア認定看護師も、救急看護認定看護師と同じように現代の社会において非常に求められている資格です。
やり甲斐のある看護を目指して、集中ケア認定看護師を目指して見ませんか?
集中ケア看護の実務研修における看護実績と教育課程入学時の勤務条件
1) 通算 3 年以上、集中ケア部門、または小児集中ケア部門(手術室・NICU は除く)での看護実績を有すること。
2) 疾病、外傷、手術などにより高度に侵襲を受けた患者の看護を 5 例以上担当した実績を有すること。
3) 現在、集中ケア部門で勤務していることが望ましい。
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