Q.海外で働きたい
37歳の独身の看護師です。
看護学校を卒業してから約15年、ずっと働き続けてきました。以前から海外で働いてみたいという夢があり、自分の人生をもっと楽しんでみたいという思いから、永住も視野に入れて海外で看護師として働いてみたいと考えています。
スキルアップというわけではないのですが、海外から日本をみてみたい、日本以外の国で生活してみたいという夢を叶えたいという理由だけで渡航するのは無謀でしょうか?
A.まずは語学力をつけることから
日々の業務お疲れ様です。
看護師歴15年というと、ベテラン看護師の域ですね。40代を目前にして、自分の進むべき道をを考えてみるのも大切なことだと思います。
さて、海外で看護師として働いてみたい、ということですが、方法は大きく2つあります。
一つは「ボランティアとして働く」方法です。
39歳以下であれば、青年海外協力隊に参加することもできます。臨床経験が10年以上ありますので、看護学校で講義などを行うといった仕事もあるようです。他には災害時の救護活動などもあります。
もう一つの方法は「留学を経て働く」という方法です。
渡航先によって条件が様々ですが、試験に合格すれば永住することもできます。アメリカ、カナダ、イギリスなどが海外で働く看護師の渡航先としては人気があるようです。質問者様の場合、看護師免許を持っており、実務経験もありますので、条件を満たして、その国の試験に合格すれば比較的仕事は見つけやすいと思います。詳細については希望される国の、日本看護協会のような機関に尋ねるとよいでしょう。
いずれの方法にしても語学力は必須です。語学力に関してはやる気さえあれば習得できるかと思います。看護師という職業はどこの国でも需要がある仕事です。実現するには大変かもしれませんが、ぜひ頑張ってくださいね。