看護師が出産となると、復帰も含めてなかなか大変なことになります。
産前産後の休暇や育児休暇を取得した後の復帰は、まず仕事を体で覚え直すところから始まりますし、落ちた体力を復活させる必要もあります。この上、子供の心配もしなければならないのですから安心できる託児所があるというのは重要なポイントでしょう。子供のためであり、自分のためでもある託児所、職場を選ぶ基準のひとつとして重視してみませんか。
まず、託児所が併設されているかどうかのチェックからはじめてみましょう。ない場合も、信頼できる施設を紹介できる場合があるので、そこまで含めて確認がとれればなおよいかと思います。看護師の仕事というのは普通の会社勤めの人より変則的になりがちなので、併設でない場合はそのあたりを理解していただける環境も必要となります。
次に、対応年齢に注目してみましょう。早い所であれば、産後2ヶ月程度から利用可能となります。これなら育児休暇からの復帰もスムーズにできるのではないでしょうか。半年程度からでないと利用できない場合もありますが、それだけ育児休暇がとれる病院であれば問題にはなりません。また預ける際の費用も忘れずに見ておきましょう。
子供のご飯について、託児所で出してもらえるのか持参が必要なのかのチェックも必要でしょう。離乳食から食事が出してもらえる所もあれば、普通のご飯が食べられるようになってからの施設もあります。おやつに関しても同様です。食事は費用との兼ね合いもありますので、ここだけを厳しい目で見るのではなく全体のバランスを見る必要があるようです。
病院と託児所との距離も、きっちり調べてきたいところです。子供は不意に体調を崩しますし、結果として仕事中にちょくちょく呼ばれてしまうことがあります。病院のすぐ傍にあれば様子を見に行くこともできますが、距離があるとそれも大変です。
最後に、託児所の空き状況確認も忘れないようにしてください。託児所はあるけど既婚者が多く、空きがありませんという場合もあるのです。