看護師が転職を決意し、自分にあった勤務先を見つけ就職する際、最初に立ちはだかるのが面接です。 面接は第一印象がとても大事なので、まずはキチンとしたみなりを心がけることが大切です。
服装は、黒や紺などのベーシックな色を基調としたスーツが一般的で、ヘアースタイルは、髪の毛が長い方の場合は束ねた方がすっきりとした印象になり、好感が持たれやすいです。爪の手入れも怠らずにしっかりと整え、マニキュアなども避けた方が無難です。メイクも派手なものは控え、ナチュラルメイクを心がけましょう。 清潔感を感じさせ、なおかつ自然体に近い身だしなみが、面接の第一印象を良くするためのひとつのカギとなります。
看護師転職の面接では、新たな勤務先となる職場への志望動機と、それまでに勤めてきた勤務先の退職理由なども訊かれます。転職を希望する勤務先の病院や施設、企業のどんな点に魅力を感じ、なぜそこで働きたいと思ったのかなど、具体的に説明できるようにしておきましょう。勤務先の業務に対する熱意をしっかり伝えることが重要です。
退職理由については、今まで勤めていた勤務先の給料や福利厚生の不満、人間関係の不満、医療体制、教育システムへの不満など、このようなものは実際の動機であったとしても、面接で言ってしまうとマイナスのイメージにつながってしまいます。
看護師としての技術を高めるため、または資格取得のための勉強を捗らせるため、看護師としての仕事にもっとやりがいを見出したいなど、プラス思考の理由を述べた方が面接での印象はずっと良くなります。