神経科・神経内科は、精神科や内科との関連が深い診療科目です。
患者層は子供よりも大人が多いことが2つの共通点といえます。一方、神経科・神経内科とで分けて考えた場合、神経科は精神科に近く、神経内科は内科に近い分野と言えます。
では、神経科・神経内科それぞれで行われている治療・病気の種類を確認していきましょう。
【神経科の病気】
神経科では、カウンセリングを中心とした診察が行われています。
患者によっては、医師とのカウンセリングに看護師が同席することに抵抗を感じる人もいます。患者ごとの特徴を一人ひとり理解しておきましょう。
神経科の対象疾患は、気分感情障害・摂食障害・パニック障害などの神経性障害です。心の病気がもとになりますが、症状が重くなると健康面にも異常が生じます。そのため、症状が悪化した場合には入院という選択肢もあります。症状の改善とともに、患者が社会生活に適応できるようサポートしていくことが治療目的です。
【神経内科の病気】
神経内科で治療をするのは、脳・脊髄・神経・筋肉に関わる病気です。
具体的な病名としては、頭痛・脳卒中・てんかん・認知症・パーキンソン病・神経痛などが挙げられます。患者の多くが長期間に渡る通院を要します。その多くが、体を動かすうえでの不自由さを感じています。家族の付き添いを必要とする人も少なくありません。
脳に障害を抱えている患者は、リハビリを行う必要もあります。そのほか、神経痛の類として強いストレスから顔面神経痛を発症する人もいます。なかには、針治療などと並行して通院する患者もいるでしょう。
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