場所や専門分野によっても異なりますが、多くの場合で夏の期間に混み合うのが皮膚科の特徴です。
虫にさされたり、あせもが出来たり、来院する患者には子供もたくさんいます。主に薬を処方して治療を行うので、入院を伴うものは非常に少ないです。
【皮膚科で処方される薬】
皮膚科で処方される薬の多くは、直接患部に付ける塗り薬が多くあります。そのため1回の使用に適切な量や、塗る頻度に関する説明を看護師が行う所が多いでしょう。
せっかく薬を処方しても、患者が誤った使い方をしてしまうと症状が悪化する恐れがあります。
【感染予防の説明】
そのほか、患者に伝えるべき重要事項として「感染予防のための説明」があります。
医師の診察を補助することももちろん、感染予防の説明も重要な業務です。なかには、家族や学校の仲間、職場の同僚に感染するリスクをもつ病気もあります。
接客業に従事している人であれば、出勤を控える可能性があるでしょう。病気を拡大させないために、患者がもつ病気にどのくらいの感染力があるのか伝えておく必要があります。そのほか、感染予防の方法についても的確に伝えましょう。
皮膚科のなかには、美容皮膚科としての診療を含んでいる所があります。医療用レーザーを用いた脱毛やピーリングなど、行っている処置の内容はさまざまです。
薬に関することや感染予防について患者へ説明する点に関しては、皮膚科と美容皮膚科、ともに業務内容に含まれるでしょう。