失われた機能の回復を目指すのが、リハビリテーション科です。職場の雰囲気を一番イメージしやすいのが、歩行訓練の様子ではないでしょうか。先天的な病気や事故により骨や関節が不自由な人が、歩行のための訓練を行います。
【患者のモチベーション】
リハビリは決して楽なものではありません。そのため、患者を励まし前向きな気持ちを保つことが、看護師の重要な役割のひとつです。
人のモチベーションについて考える機会がとても多いでしょう。精神的なケアについても学べる環境と言えます。リハビリテーション科での看護師の仕事は、数ある診療科のなかで患者と接する時間が最も長いとも言われています。
【リハビリ室のつくり】
リハビリテーション科では、関節の曲げ伸ばしやマッサージなども行います。「リハビリ室」と呼ばれる部屋には、リハビリに使われるさまざまな機材が並んでいます。なかにはスポーツジムに似た雰囲気の所もあるでしょう。時間ごとに予定が組まれ、さまざまな症状の患者がリハビリ室を訪れます。
【リハビリ助手の役割】
医療機関によっては、リハビリ助手という職種の人を置いているところもあります。リハビリのスケジュールに合わせて、病室まで患者を迎えに行くこともあります。なかには車椅子や松葉杖を使用している患者もいるので、リハビリ室までの移動を手伝います。
患者の人数が多い所ほどスケジュールが複雑になります。スケジュール組みにおいても、リハビリ助手が担当することが多くあります。
インタビュー記事:患者さんとの二人三脚について、茂野五郎の幼馴染さんにインタビューさせて頂きました。ご興味ある方はどうぞ。インタビュー記事はコチラ
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関連資格:脳卒中リハビリテーション看護認定看護師