TPPと医薬品の解除

kusuri2先日の夜中に流れてきたTPP合意のメドというニュース、結局何だか解りませんね。医療分野に注目していたのですが、全体的に玉虫色、しかし現段階で特に国民皆保険制度に影響があることはなさそうです。

それより気になるのが、医薬品の解除ですね。これもどうなるのか解りませんが。ドラッグストアで買える薬が増えるなど、近年従来の医薬品の常識が少しずつ変化しつつある状況ですが「効きそうだから飲む」とか「医者が出したから飲む」という、やや主体性を欠く状況はあまり変わっていない様子。輸入サイトなどは「そういう方向は危ない、やばい」などと思い回避できますが、処方箋や一般的な物として出されたら、人は「いいんだな」と思いますよね。でも、アメリカと日本では禁止されているもの、そうでないものは違います。

麻薬類などアメリカでは州によりルールが違うこともありますね。逆に日本で認可されているもので、持ちだしたら海外で違法になるものもあります。という認識が広まっていれば良いのですが、何となく日本の場合、医療行為や医薬品は「医者が出したからいいんだろう」と思いがち、いくら医療技術が進歩してもAさんに合ってBさんに合わないものは出てくるのです。また同一人物でも、状況により違うことがありますね。個人的にアレルギー負荷テストで陰性だったので、喜んでいたら大外れだったことがあり・・あまり次を試す気もしませんが、時折こういったことはあるものです。

しかし日本の場合、具合が悪い=医者にかかる=治るという構図のままで来ているせいか、医者にかかれば治る!理屈が合っていれば良い、と思いがちですね。この構図になってしまったのは、手厚い皆保険のせいだと思われるので、何とも言えませんが、そろそろ医療に対して、患者が主体的に行動しても良いはずです。そのためには、上の構図を考え直すことですね、例えば具合が悪い・・になる前に止める、もしくは適当な落としどころを見つけて共存する、どちらでもいいでしょう。またこのために、メンタルケアを受けたり、あるいは漢方を飲んでおくのもいいですし、未病のナビゲートをする人がいてもいいですね。治療をしない医師とか看護師という存在が出来てもいいかもしれません。

また病気になっても治さないという選択もありです。おそらくものすごく厳密な検査をしたら、人は何かに引っかかるはず、実際、先天性遺伝子異常で起こる病気はダウン症を筆頭にいくつかありますが、そうでないとされている人でも実際に遺伝子に何の損傷もエラーもないのか、というと違うようです。特に生きる上で差しさわりが無いので、調べないというだけのようですね。

同性愛の権利についてのニュースも多いですが、両性具有だけでなく、遺伝子的にやや中間寄りの男性というのもいるそうです。こういうレベルになると、まずこれを知るのがいいのかどうかということになりますね。
何となく子供の場合「女子~!」とからかわれるのがオチになりそうです。しかし、医療技術や医薬品の発達はいやがうえにも、こういう世界の土台に乗る羽目になるのです。そして何かしらの決断を迫られます。決して「基準数値」が書いてあるわけではありません。今の生殖医療が1番解りやすいですが、終了年齢やデータがはっきりしないばかりに終われない、精神的、金銭的負担だけが増すということもありますね。こういったことに対して数値を決めておくと言うのも1つの手です(実際、生殖医療はそうですが。しかし、男性の上限年齢が無いのは何故でしょう)

生殖医療から整形、一般的な病気治療、終末期医療、すべてに言えるのが「何が正しいのか解らない」こと、そこで当事者や家族が煮詰まってしまうことです。はっきり言って、人の選択にこれという正解はないのです。自身がしっかり考え、落としどころをつけること、これしかないのですが、どうも一般的な治療に関しては、この薬さえあればOKとなってしまいがち。もし医薬品や技術がフリーに入ってくるようになったとしたら、そこに当然本家の文化がつくはずです。仮に米国だった場合、皆保険はなく自分の身は自分で守る国が作った薬が、そのまま日本人に渡ることになります。また「医者が治す」という考え方の医者が妄信して処方する、ということもあり得ます。日本の「誰でも病院に行って帰ったら治る」の価値観だけが変わらぬまま、他の状況だけが、どんどん変わっているのが今の日本です。

医薬品はそれ自体が主役ではなく、飲む人間が主役です。また医療行為も同様です。説明書に書いてあることが100%適用されるとも限りません。念のため医薬品メーカーが信用できないということではありません。「食間」の薬を食事中に飲み、効果が出ていない話がありますが、こういうことから本人の意識や責任以外の問題で生じることもあるのです。おりしも、高齢者の薬が多すぎる、飲み残しが多い話が時々報道されますね。医療というのは利用するもの、だから新しい医療情報は医者が聞けばいいことではなく、医療機関にかかりたい人も聞くべきでしょう。いい悪いは別にして、自分で情報をまず聞き、判断してみるという手順が欠かせない時代になりましたね。


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