資格がとりやすくなる?医療福祉の新制度について


じめじめとした季節ですね。湿度が高くじっとりとしていると、なんだかやる気も起こりません。
雨の日や湿度の高い日は、体調が悪くなりやすいといわれています。
頭痛や倦怠感、むくみやアレルギーといった症状を訴える人が増える傾向にあるのには、理由もしっかりあるんです。
それは、低気圧!気圧がさがることで体が膨張し、血液循環をはじめリンパの流れも悪くなります。
加えて、気圧がさがることによって体内のレスタミンが増えるのでアレルギーの悪化につながります。
ふつうに仕事をしていても、なんとなく調子が悪かったり、いつもよりむくみやすいと感じるのは天気のせいもあるようですね。
こういう日こそ、お風呂にゆっくり浸かってリラックスに努めましょう。

さて、厚生労働省は、2021年度までに看護師をはじめとする介護福祉士や保育士などの医療福祉の養成課程の一部を共通化する方針を固めたと発表しました。
今は制度設計の検討をしているところだそうです。
この新制度にはどのような目的やメリットがあるのでしょう。私たち看護師にどんな影響があるのでしょう。
わかりやすく解説していきます。

医療福祉の養成課程の一部を共通化!?どんなメリットがあるの?

今看護師として働いている人も、これから医療や福祉の分野に就こうとしている人にとっても、今後の道が開けることになるかもしれないこの制度。
この新制度を導入することで、別の資格をとりやすくなるというメリットがあります。

今の制度では、それぞれ専門の勉学を積んだあと、国家試験に合格することで資格をとりますよね。
それぞれの学校に2年から4年(分野や学校によりますが)通わなければいけませんので、資格を二つとろうとするとだいたい5年から8年かかってしまいます。
また、一度に2つ資格をとる必要がなくても、働いている間に他の分野にも興味をもって転職を考えた場合、退職して1から学校に通って資格をとらなければいけません。
今はそれぞれの分野において、独自のカリキュラムがありますから、同じ医療の中で働いていても、新たな資格をとるためには1年生から勉強しなおさなければいけませんよね。

しかし、この新制度が導入されれば、医療福祉の養成課程の一部が共通化されているので、ひとつ資格を持っていると(共通化されている基礎課程が履修済みだと)、次に通う学校で重複して履修する必要がなくなります。
つまり、今より短い時間で資格がとれるのです。
この制度が対象になるのは、今のところ看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、視能訓練士、言語聴覚士、介護福祉士、保育士と検討されています。

この新制度、もっと詳しく!


この医療福祉の養成課程の共通化、具体的には、医療や福祉における基礎となる科目を、およそ1年かけて学ぶと検討されています。
また、既に資格を持っている人に関しては、基礎課程を修了しているものとみなすことも検討されています。
つまり、看護師から他の資格への転職がしやすくなるかもしれないということです。今、他の資格に興味がある人にとっては朗報かもしれませんね。
また、人員不足解決のひとつとして、効果を発揮することが期待されます。
看護師不足は今まで何度か記事で紹介してきましたが、介護士や保育士も足りていません。
今後、さらなる人手不足に悩まされるでしょう。

また、資格を持っていても働いていない、いわゆる潜在専門職を減らすのにも一役買いそうなこの制度。看護師の場合、離職していた時間が長くても研修制度がしっかりしている病院も増えてきましたが、他の分野では研修制度がまだ不十分ということも。
そのため、例えば介護士として働いた後離職して期間があいていたとき、もともと看護師に興味があった場合少し勉強して看護師になるという道も開けますよね。
一度離職して期間があくと、誰しも仕事への不安は少なからずあります。
研修制度がしっかりしている施設なら良いですが、「資格があるから大丈夫でしょ!」とぽーんと投げ出されてしまっては困ります。
それならば、少し学校に通って看護師の資格をとって勉強してから、1から仕事をはじめてみるというのも良いかもしれません。
このような潜在専門職を有効に活用するためにも、新制度は良いですよね。ちなみに、現在潜在保育士は約80万人、潜在介護士は約60万人います。
こういった方々を医療や福祉の場でもっと活躍できるように支援できれば、人員不足も良い方向に向かうでしょう。

しかし、資格をとりやすくなる一方、専門職の偏りが生じる可能性もあります。
例えば、給与で選ぶのならこの中では看護師を選びますよね。
もちろん、仕事選びの基準は給与だけではありませんが、「資格が取りやすくなる」「選択が増える」ということは、当然人気の職とそうではないものに分かれるでしょう。
特に、今の時点では、医療や福祉に対する国の手当もあてにはできませんから、専門職の処遇と偏りについては国の対策は期待できません。
看護師が増えるのはうれしいのですが、今後も問題点は浮上してきそうですので、これからの検討に注目していきたいですね。


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