看護師と妊娠~ドラマ「コードブルー」をみて思うこと~

ドクターヘリ
ニュースになってしまうほど雨が多い8月も後半となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
高湿度でじめじめしていると身体のだるさも続きますが、精神的にもなんだかどよーんと沈むことが多くなってしまうのは、私だけではないと思います。
花火大会も天候が優れないどころか落雷事故があるなど、夏ならではのイベントもいまいち盛り上がらない……。
暑すぎるのも考えものだけど、早く太陽の光を浴びたいですね。

看護師と妊娠

看護師 妊娠 妊婦
そんな今年の夏。
私は7年ぶりに帰ってきたフジテレビ系の月9医療ドラマ「コードブルー3rd season」にハマっています。
1st、2ndとももちろん見ていました。
あんな美男美女がそろった病院はなかなかないぞ……と自虐的なツッコミをしつつも(笑)、今期のコードブルーは主人公たちが次世代を教育・指導する立場になっているので、ちょっと感情移入してしまいます。
やっぱり経験年数が経つと、自分のことだけじゃ済まなくなるんです。
そうなると仕事の重責も確かに大きくなりますが、達成したときの充実感も大きくなるものです。
「そうそう、そうなんですよ」なんていいながら見ています。

すこし話が逸れてしまいましたが、8月14日放送のコードブルー第5話、皆さんはご覧になったでしょうか?
比嘉愛美さん演じる冴島看護師の流産エピソードが描かれていました。
それまでの経緯として、妊娠を悩み、産む事を決心した展開の後だっただけにやるせなさが一気に込みあがりながら、視聴していたのです。
冴島さんが処置を終え、病室に移ったシーンで悲しみをこらえながら「妊娠初期の流産は珍しいことじゃないから」という台詞がありました。

看護師は女性が多い職業なので、ご自身が妊娠された、もしくは一緒に勤務する人が妊娠されたという経験は多くの方が経験しているのではないでしょうか?
そのことを振り返ると、流産とまではいかなくとも、何らかのトラブルが生じていることが多い気がするということ。
このドラマのひとつの台詞からふと思い出しました。

そこで今回は、看護師の妊娠について考えてみようと思います。

看護師の妊娠トラブル

看護師 妊婦 妊娠 
日本医療労働組合連合会が発行している「医療労働」No.526(2010年7月号)では、「看護職員の労働実態調査」が掲載されています。
この調査では、看護師の妊娠中でのトラブルについても行なわれていました。
妊娠経験のある看護師の切迫流産は34.3%と3人に1人、流産は11.2%と10人に1人の割合で起きていることが明らかになりました。
しかも20年前に比べ、切迫流産10、流産7.5、出血12.8ポイントも増えているそうです。
切迫流産に関していうと、一般事務職員の発生率が17.1%なのに対し、看護職員は34.3%と約2倍で、他職種と比べ、妊娠中のトラブルが生じやすい現状であることがわかりました。
この結果を踏まえ、考察で看護師の母性を危うくする大きな要因として、「夜勤交代制労働を含めた人手不足による過重労働」が考えられる、とされています。
病院、診療所、福祉施設、保育園、訪問看護や入浴サービス……。
今、ふと思いつく看護師が活躍する現場を挙げただけでも、単純に肉体労働である場面が多いのではないでしょうか。
その上、先にも述べたような新人指導や業務整理、他部門との調整などを考えると、精神的にも負担がかかって休まる時間は少ない、なんてことも過重労働の要因になっているのではないでしょうか?

看護師 夜勤 病棟
だいぶ法整備もすすんできて、「夜勤免除」や「時差通勤」といった申請も行なえるようになってきています。
しかし、現状として理想的な取り入れ方ができている現場は、まだ多くないのではないでしょうか?
人手不足を目の当たりにしているからこそ、妊娠を報告しづらい、なんて人も少なくないでしょう。

かつて、私の同僚が妊娠した際、「迷惑かけることになって本当にごめんなさい」と言いました。
それを聞いた先輩が「なんで謝るの?悪いことしてないのに謝る必要ない。赤ちゃんが産まれるための協力は幸せなんだということを、若い世代にも伝えなきゃいけないでしょ。」とさらっといっていて、すごくかっこいいなぁと思ったことを思い出しました。
私たちが働く現場は、確かに恒常的に人手が足りず、力仕事も多く、十分な休息がとれずに疲れやすい、なんて愚痴を言い出したらとまらない環境かもしれません。
それが妊娠トラブルに直接的につながるかは明らかではないですが、マタニティライフが少しでも安心してすごせるように、お互いに助け合っていきたいものですね。

ドクターヘリ 医療
さて、今回ピックアップしたドラマ、コードブルーもついに後半戦。
テレビ番組なので、ドラマチックな展開が多いのですが、個人的には医師だけでなく、看護師のさりげない動きも描かれているような印象を持っています。
実際、このドラマをみてフライトナースを目指したという人もいるそうです。
今回もこのドラマをみて看護師を目指す人が出てくるのかなぁと淡い期待をしつつ…。
来週以降の展開も楽しみに、この夏を乗り切ろうと思います。


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