病院食!おいしい?まずい?知って得する裏話


季節は秋。「芸術の秋」、「文化の秋」、「体育の秋」など様々な「秋」がありますが、より身近で老若男女楽しめるのは「食欲の秋」ではないでしょうか。
たくさんのお野菜が実る収穫の秋は、おいしいものがたくさんですよね。
旬の食材は安くて栄養価も高いので、どんどん食べたくなってしまいます。

高校生が治療食を作る!奈良文化高校の調理実習


奈良県大和高田市の奈良文化高校では、先日看護専攻科1年生を対象に治療食を作る調理実習が行われました。
看護師をめざす高校生たちが治療食の実習

講師には帝塚山大食物栄養学科の河合洋見教授が呼ばれ、治療食について説明を受けたあと、実際に豆腐ハンバーグや豚のしょうが焼き、さらに野菜ミックスフライ等を調理したそうです。

この奈良文化高校は、衛生看護科がある高校なので3年で准看護師、5年で看護師資格をとることができます。
中学生までに看護師になることを決めている方にとっては、早く資格をとることができるので良いですよね。
そもそも病院食を作る機会なんて働いてしまえばほとんどないでしょう。
ふつうの看護学校や看護大学でも、治療食の調理実習というのはなかなかないんじゃないかと思います。
このような特別なカリキュラムは看護師を夢見る学生さんにとって大変良い機会ですよね。

病院食と看護師


さて、あなたは病院食について学校で学んできたでしょうか?
わたしは栄養学の授業は覚えていますが、病院食についてはあまり記憶がありません。
なんとなく覚えているのは、カロリー計算をするため数字が多く、「こんなのいちいち覚えてられないよー!」という感覚だけです。
そのまま就職し、その後働きながら病院食にはたくさんの種類があり、その人に合わせた食事を提供できるようになっていると覚えました。
座学ももちろん大切ですが、経験することで頭にすんなり入ってきますよね。

病院食のいろいろ
・特別食(肝臓病食、腎臓病食、糖尿病食、IBD食など)
・食事形態(常食、3分粥~10分粥、低残渣食、ソフト食、きざみ食、とろみ食など)
・朝食はごはん、パンの選択可
・小盛り~大盛りまで選択可
・曜日によってA食とB食を選択可

病院によっては、月に1回豪華な食事であったり、季節や行事に合わせて普段の病院食とは一味ちがったものも提供されることがありますよね。

病棟で配膳の時間になると、匂いがただよってきて「今日はどんな病院食かな?」と思いながら配膳車を押していました。
しかし、病棟の食事の時間というのは忙しく、食事介助に配薬、経管栄養の実施や下膳、認知症の方はナースステーションで食事介助を行うというのが日常。
仕事の一環としての配膳時間は、看護師によって好き嫌いがありますよね。

おいしい病院食とまずい病院食、その差って何?


ちなみに、あなたは病院食を食べたことがありますか?
院内研修でもない限り、普段は何度も目にする病院食を食べたことがないという方も、少なくないでしょう。
おいしいのかまずいのかは、患者さんから聞くことが多いかと思いますが、あなたの病院はどうでしょうか。
病院食に力を入れている病院とそうじゃない病院では、患者さんの声に雲泥の差がでてきます。

なぜ病院食にはこうも差があるのかというと、やはり出てくるのはお金の問題。
実は病院食というのは、診療報酬上1食640円と決まっています。このうち、自己負担額は100円から360円です。
つまり、「おいしくて栄養のあるものを!」と思って豪華にしても、食事代として加算するのは難しいのです。
患者さんは病院食で病院を選ぶわけではありませんから、どうしても病院食は本来持っている食事の「楽しみ」ではなく「栄養」の部分が目立ってしまうのです。

加えて、食事全般に言えることですが、病院食は絶対に安全でなければいけません。
厨房で作ってから病棟に運ばれ、その後患者さんの口元まで届けられます。この間、味や鮮度が落ちてはいけませんし、菌が繁殖するようなこともあってはいけません。
そのための衛生管理には相当気をつかわなければいけませんよね。

そして病院ですから、「やれ変更だ」「やれ中止だ」と急なオーダーチェンジはよくありますし、その人の病院食を確実に届けなければいけません。
患者さんも人数が多いですから、一日三食に間食を加えると厨房は常に大忙し。そこに費やす人件費と材料費、管理費などもばかになりません。


話を戻しますが、病院食がおいしいということは患者さんのことを思ってそこまで気を配れる病院です。
そして、黒字でなければ評判が素晴らしく良い病院食は難しいでしょう。
逆に赤字が続き利益ばかりを追求している病院は、さまざまなコストを削り、単に「栄養」を重視した病院食になりがちです。
つまり、病院食がおいしい病院は黒字で患者さん思いである可能性が高くなるのです。自分が看護師として働くなら、そっちの方が良いですよね。
ただし、例外もありますし、病院食だけは院長の一存ということもありますから、参考程度にしてくださいね。


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