病院と地域住民の付き合い方~こどもの体験と教育から~


こどもたちは夏休み!子育てをしながら仕事をする看護師にとって、ママはちょっと忙しいですよね。
あなたの病院はお盆休みがとれますか?
職員全員休むわけにはいかないので、ローテーションになるかもしれませんし、お盆休みがない病院もありますよね。
なければないで寂しいですが、あったらあったで(人手不足で)忙しいお盆シーズン。どちらの方が良いのでしょうね。

さて、今回はそんな夏休みに親子で参加できる親子学習会が行われたので紹介します。

親子で参加!医療・介護施設を巡る学習会が開催


7月28日、福島県で医療・介護施設を巡る「ひがししらかわ未来の医療人は君だ!」という勉強会が開かれました。主催は福島県南保健福祉事務所。
東白川郡の小学4年生から6年生とその保護者たち9組20人が参加しました。

内容は、病院では医療器具に触れ、エコー検査や縫合の体験、設備の見学を行い、特別養護老人ホームでは介護職の試食、白河オリンパスでは、内視鏡の操作をしてみたというものです。
地域医療や介護への関心を高めようと開催されました。

学習という名前がついていますが、座学ではなく大人もこどもも良い体験ができる素敵な機会だと思います。
報道の中では、注射器に触れるこどもたちの様子が紹介されていましたが、真剣な表情で看護師の話を聞いているようです。

参加者の声は紹介されていませんが、きっと良い刺激になったのではないでしょうか。
普段は施設内を見ることができないので、病院がどんなところなのか、どんなものを使ってどんなことをしているのか、そこで働いている人はどんな風なのかなど、こどもたちの目で見てもらいたいですよね。
病院に行くのが嫌いなこども(たまに大人も)は、病院へのイメージが変わってくれると良いなと思います。
患者さんから見る病院は、「具合が悪いときに行くところ」「つらい」「痛いことをするところ」というマイナスのイメージが強いです。
しかし、こういった体験を通して「患者さんを治すために一生懸命働いている人がいるところ」「いろいろな器具で体の調子をみてくれるところ」「信頼できる場所」というようなプラスのイメージを持ってもらえたらなと思います。
そして、参加したこどもたちは医療職に興味を持ってくれて将来を担う医療人へ、大人はそれまでよりも自分と家族の健康に目を向けられるようになれば良いですよね。

こどもの体験と教育


一方、最近都内でもこどもだけのフリーマーケットも開催されましたよね。
自分の参加料は300円で、参加できるのはなんとこどもだけ!親はエリアの外から見守ります。買うのも売るのもこどもたち。売り手はどんな価格設定にするのか、どんな風に話しかけるのか、買い手も欲しいものをすぐに買うのか、値切るのか、本当に欲しいものか吟味していました。このフリーマーケットに参加したこどもたちは、コミュニケーション能力の向上、お金を稼ぐことの学習、お金の大切さを学び、親子ともに満足度が高かったようです。

それでは、医療・介護施設を巡る学習会では、こどもたちにどのような影響を与えた可能性があるのでしょうか。

・働くということへのイメージがつく
・病院・特別養護老人ホームなどの施設への知識がつく
・健康について、病気について考える機会となる
・人間が生まれてから死ぬまでどのような道をたどるのか考える機会となる
・医療人に対する関心が生まれる
・医療器具に対する関心が生まれる

など、非日常的な体験が、日ごろ考えないことを考える機会となりえます。
こどもはあらゆるものを吸収し、興味を持ち、調べていこうとする力があります。
決して大人の押し付けではなく、こどもが自由に興味を持てるような機会を与えることは大切です。
医療に興味を持つということは、何も医療人を目指すだけではありません。例えば、身体の仕組みについて興味を持つことも、健康や病気について考えることも、生と死について考えることも含まれますよね。

病院と地域住民


このように病院が地域住民と接する機会は非常に重要です。
それは、信頼の獲得、健康教育の一環でもあります。
今回の勉強会では、エコー検査や内視鏡の操作もありました。一人ひとりが体験できた時間は少なくても、大人もそれらを経験することで医療に積極的に参加しやすくなるでしょう。
具体的には、エコー検査を受けたとき「画像をみたいな」と思ったり、内視鏡を受けるときに「そうやって動かしていたなぁ。今はどの辺りを観察しているのかなぁ」と考えるかもしれないということです。
これは患者力を高めるひとつ(こちらの記事「この患者さんって一流!?話題の患者分類とは」も参考に)であって、自分の健康を守るひとつの手段でもあります。
つまり、健康を守るための教育につながるということです。

しかしながら、このように病院体験ができる機会は多くありません。
看護の日、看護週間だったり、このような夏休みの企画、学生向けのインターンシップなど、特定の人向けのものがほとんどです。
健康寿命を延ばすために、健康な人に向けての健康教育も今後の課題かもしれません。


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