救急外来受診で思うこと

kyukyu1疲労がたたってしまったのか・・夜間救急外来にお邪魔する羽目になりました。助っ人ではなく、患者の方です(一一”)
幸い大事ではなく、改めて救急のありがたみを感じた次第です。

ちなみに、私の住む町では救急の受け入れ制限は特にないようで、基本的にどこの総合病院でも受付をしてくれる代わりに「異常なし」だと割高料金を取られたりするようです。割高は当然としても、高くなるのでコンビニ受診は減るかもしれませんが、この差額分でスタッフが雇えるとも思えず、救急は難しいですね。

・・・と思っていたところ「夜間専門病院」という、何とも簡単な解決方法があるらしいのです。「急な具合の悪さで困る」「自己判断がつきかねる」時などですね。特に、既往症に血管障害がある場合は、大変よく解ります。以前、心臓を患った人が「夜中に少し動悸を感じると、飛び起きて、血圧測定をしてしまう」と言っていましたが、そうでしょう。まさに生きた心地がしませんね。・・こういうときに、救急に行ったとして「ただの動悸です!」という結果だとしても、あまり責める気はしません。さりとて救急にかかる労力を考えると、やや迷惑ではあるもの、よく考えたら病院の時間が普通の人の労働時間帯というのも、変な話ではあります。

会社に行けない程、しんどい場合は来てください、なのかもしれませんが、その手前で予防できることは、かなりあるはずです。夕方以降の診療にしておけば、予防にもいいですし、持病のある人で丸1日休めない、休むとクビが危ないなどという人にはうってつけだと思うのです。しかし、あまり聞かない、ということは、赤字覚悟になってしまうということでしょうか。

元々病院の経営に関しては、何とも言えない所があり、入院や過剰投薬などの理由が、診療報酬アップ=儲けということだったりします。つまり、本来お金を取る仕事というのは、相手の都合を重視するものですが、病院に関してはそうでもないということですね。

確かに、病気は計画的になるものではなく、営利とは関係がない分、お金儲けを基準にしては考えられないもの、だからこそ使う人間の事情を考えた方が、実際に働く人たちなどに無駄が出にくいということになります。市場の論理では計算できない分、お金と利便性は別口として、考えておかねばならないということです。そこでややこしいことの1つが「外来受診」になるのです。あまり便利だと、かつての救急外来のように「日中は時間が取れないから」という理由で来る人が出てきてしまいます。しかし、持病あり、その他の理由で24時間病院がある方がいい人もいるもの、専用病院や時間がずれた病院などがあってもいいと思うのですけどね。また、大きな病院の場合、相談窓口があってもいいですね。

かかりつけの病院が、24時間電話対応ということもありそうですが、数時間大丈夫そうだとしたら、朝一から受け入れ態勢が出来ます。準備が出来る分、手間が減りますね。(もっとも数時間後に元気になっていた、という可能性があるのが医療なのですが・・)また今回身を持って感じたことですが、最近は個人情報の壁が高いので、私は県が設けた制度である「データ共有カード」を持つことにしています。データ開示申請をした病院同士で、データを共有できるシステムです。

持病がある身なので、投薬情報などを勝手に見てもらえた方が便利で良い、という判断からなのですが、縁もゆかりもない救急外来に行くと、このシステム、開示申請が出来ず利用できないのです。有効活用するには、あらかじめ、利用する病院でデータ開示申請手続きをしておかないといけないのです。個人情報ですから、理屈の上では解るのですが・・今回、意識明瞭で救急に行ったのでいいようなものの、また付き添いもいたからいいようなものの、本人の説明能力がゼロだった場合、ちょっとぞっとするものがありますね。また、本人が説明しないと、どこの病院がデータを持っているのかも解らないことになります。受診する本人が便利なデータ共有システム運用は、まだ先かもしれませんね。

さらに今回、運悪く師走の金曜日=タクシーはいない、という状況での夜間受診、タクシー待ち疲労の方が大きくなってしまいました。これも病院あるあるで、受診の手間や、送迎の手間に結構な労力を取られるんですね。この待機時間が何とかならないものか、という点、そしてたまたま運よく付き添い=家族がいたのでいいようなものの、すべてがないない尽くしの救急外来だった場合・・・かなり心が寒くなる図式です。このまま重病診断で入院、更に落ち込む図式です。

切羽詰まったときは何かしらのサポートが万全である、ということだけでも、かなり気分的に大きな救いになるもの。救急の場合は専門看護師が絶えずいてくれても、いいくらいに思うのでした。元気にニュースだけを聞いていると、何かと進歩していそうな医療現場ですが、かなり状況がマシな気がする町の救急でもこれだけ思うことはあるもので、現場の人手不足、医療費削減以外の課題も多いなあ、と思ったのでした。もちろん電話診察、往診、その他を含め、医療との距離の取り方を含めてですが、心身の不安定さを抱えた人たち=高齢者が増える今後、今回つらつらと書いたことが少しでも解決されるといいなと思うのです。

ところで、師走の夜間救急、3時間のうち2名が飲み会系のおじさん、両方とも軽症ではなく、お一人は脳関係だったご様子、自戒を込め、出来る範囲で健康に留意したいもの、そんな職場環境にもしていきたいものですね。


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