子供の健康問題

a0027_002833皆さんお盆はいかがお過ごしでしたか。田舎に帰ったら高齢者率が上がっていたと感じた人もいるのでは。時に、このブログで高齢者の健康対策に対する意見をいろいろと書いておりますが子どもの健康についてはあまり書いていませんでした。

今の子供たちは動かない=運動不足で外遊びの経験がなく、身をかわすこと自体が出来ず怪我をするという話はよく聞きますね。しかし、内臓やホルモン系統の調査については、あまり聞くことがありません。
昨年香川県が行った小4児童の「肝機能、脂質、血糖」数値で、どれか1つでも異常に該当した児童、男子が12%以上 女子9.5%、つまり児童の10人に1人が「中高年の生活習慣病」的なことになっているんです。まあ、改めてデータを取ってみればそうなるのかも・・とは、思いますね。

時々週刊誌、新聞などメディアで「今どきの家族の食卓事情」という記事や写真が載っていますが、小麦と砂糖、油分に偏っているものが多いです。おいしく楽に食べられるものは、どうしてもこういう栄養素が多くなりますからね。また昔の子どもは、食事の量やおいしさに恵まれてはいませんが、野菜に含まれるビタミン、ミネラル系の量が桁外れに多いです。先日、戦後の学校教育、食事指導編という記事をどこかで読みましたが、「脂肪を取ろう!鉄分を減らそう!」というびっくりなキャッチフレーズが載っていました。今なら完全に逆ですよね。昔は食生活の貧しさで、脂肪が不足していましたが、鉄分は家庭の一般的な食事で充分補えたのです。

また最近よく「コレステロールの値を気にしなくていい」と言われていますね。人の体に脂質というのはそれだけ大事なものなのです。実は、脳の7割が脂質、脂が不足すると、心身の元気の素がなくなってしまうんです。ただし、血管を通して運ばれる脂質は、血管壁に付着し、動脈硬化につながり、各種血管障害になる可能性もあるので「コレステロールの低下」が奨励されていたのですが、近年はどちらかというと、特に高齢者において「脂質不足による栄養不足」による害の方が大きくなってきたので、考え方が変わってきたのです。また、この話と共に「体に良い油」の話もよく聞かれるようになりましたね。やはり血管や体に優しくない油というのはあるもの、良質な油を取ることは健康維持のため、大事なことですね。

ここで子供と脂の摂取についてですが、子どもの場合はいわゆるジャンクフードやおやつがとても身近にあります。子ども同士で「おやつを買う」というのは、子ども時代の楽しみの1つでもありますよね。学校帰りにスナック菓子などを買い食いして、こっそり食べながら友人と帰るというのは、筆者にも大変いい思い出、今想像すると油分が多すぎて、胃もたれしそうですが。

また「子供はたくさんご飯を食べましょう」という価値観もあり、がつがつと食欲旺盛な若者は、周囲が見ていて気持ちがいいもの、「どんどん食べなさい」と言いがちです。こんな感じの条件が重なり、子どもや若い世代が何でもたくさん食べる、ということのデメリットはあまり深く考えてこなかった感があります。

最近、やっと食育という考えが出始め、子どもの家庭での食事の管理指導や、給食なども地産池消の栄養バランスが取れたものを意識している学校が大半です。しかし、やはり子供の1割はメタボに注意の値が出てしまうんですね。もっともその前にこういうデータを取っているのかどうかが解らないため、いつからこういうことになっていたのかが疑問ですが。

しかし、子どもがメタボ数値になって問題が出てくるのは、メタボな習慣は一度身につくと一生そのままになってしまう可能性が大きいことです。また若いころから血管や肝臓を傷めることをしていれば、健康を害するリスクは増えますね。特に血糖値の高さは認知症につながるとも、言われています。

本当は将来の医療、介護事情を考えると「なるべく病気にならない」ような世の中を作るのが1番なのですが、現在は行き渡っていない食育を受けている子供たちと、認知症やその他の病気予防に励む高齢者という現状になっています。

また子供のメタボで問題なのは「運動不足」ですね。ジャンクフード摂取はむしろ昭和の子供の方がひどかったのでは、と思いますが、昭和の子供は携帯などがありません。ゲームもあまりなく、集団で外遊びをする文化がまだ残っていたのです。人は無意識に体を動かしているようですが、筋肉を自分の思うように動かせるのは12歳辺りまでに運動神経を作っていくからです。転んでも手が出ない子どもというのは、それが欠けてしまっているからです。

筋肉や骨が育たない状況は、脳の成長にも悪影響が出ます。思春期の性ホルモンが正常に出ないことも考えられ、そうすると生殖機能が充分に育たない可能性もあります。子供が食事や運動、睡眠など人としての基礎を作ることをしないということは、将来更に少子化を加速させ、医療費や介護費を増大させる可能性があるのです。

今の若者を将来介護職に・・という青写真がありますが、介護される方が体力的に上回ってしまうことも考えられます。世の中「将来に金銭的な無駄が出ます」という言い方をすると、情報が伝わりやすかったりするので、子どものメタボや健康問題、もう少し切実な問題として取り上げられるといいですね。


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