在宅ワークやネットを介護対策に

zaitaku1さて毎回この原稿をどこで書いているかというと、基本的には家です。中身の案はいろいろな場所で練られています。というのは、仕事の半分がいわゆるテレワークだから=特に時間や場所を問わない勤務形態だからです。実に無駄な時間が出ないという利点があります。

簡単にいうと在宅ワークが可能なわけで、この仕組み=テレワークを本格的に介護対策として、マイクロソフト(日本)が実施しているようですね。在宅勤務もだいぶ広まってきましたが、しかも介護対策のため、というのは、まだ実例が少ないようです。確かに介護離職というのは、かなり人生にダメージが大きいですよね。収入がなくなる、家も引っ越さなければいけない=ローンがある場合、借金を抱える羽目になる、しかもせっかく育ててくれた親に対して最後の時間に怨みの感情を持ってしまう、ということにもなり、下手をすると、後々まで響きかねません。

結婚率が落ちていくのも、こうした状況を想像すると、下手に家族を持つより、他人と適当に関わる暮らしの方が良い、と思うからでしょう。介護離職路線が多数と解っていれば、そうなる人生を選択をする人は当然いなくなるわけで、結婚率や出生率の低下は、そこまで驚くことではないと思うのです。

ところで、このマイクロソフトの在宅勤務推進で面白いことが解りました。通勤に伴うロスがないので、会社として使うお金が減る(例;電気代など)というのは、解りますが「災害対策が楽になった、害が減った」というものです。というのは、インターネットは24時間休みなしですよね。当然対応する社員も医療従事者と同じように、夜勤が出てくるわけです。シフトの組み方によっては、通勤時間がダブる人の時間を他の誰かが通勤時間をかけてカバーしたり、という理由が「IT業界はキツイ」イメージの1つになっていたようです。自宅待機であれば、最小限の人数と時間で済みますよね。また大人数を会社におかないことで、会社自体が災害に強くなる可能性もあります。大都市の自然災害は、基本的に人災だと言われていますから。

もちろんテレワークを、効率よく機能させるにはそれ相応の背景、つまり今までの会社のあり方と違う方法を根底から考えないと「ただ既存の仕事を家で」ということでは、チームワーク作業やネットセキュリティーなど、むしろトラブルを招いてしまいます。ですから、元々本業がITであるマイクロソフトはある程度、軌道に乗ったんですね。ただうまくいっている部分を、他の業種が参考にすることは可能です。方法自体を学びに行くのも良いですね。

また元々、人数の少ない職場であれば、大人数の組織体制を考える必要はあまりないですから「メールで済むこと」くらいから効率化していく、ということも出来ます。
そもそも、今はメールやSNSでの連絡が当たり前ですが、以前は「固定電話」ですよね。本人がいつまでたっても捕まらない、というのは、昭和の時代にはわりとありがち、しかも伝言を頼むと内容が違うなどのロスが出ていたわけです。もっとも、全員がそうですから、社会全体のスピードが遅くてもあまり問題はなかったりもしますけどね。

しかし、現在はネットのスピードで物事が運びます。そして人口自体が少なく、しかも介護をしなければいけない人が増えています。よく言われることに「昔は認知症がいなかったのか?」ということがありますが、確かに長生きしない分、人数は少なかったでしょう。でも「困ったお年寄り」は昭和の漫画の中に登場するのです。つまり、少ないけど変わったことでもないのですね。むしろ、変わったことでもない分、社会が寛容だったり、また医療行為については諦めが良かったのでしょう。胃ろうなどをすることなく、食欲が落ちてきたら「残念だなあ」と思われそのまま旅立っていたケースが多いかもしれません。

また子だくさんの場合は、違う意味で介護に手が回りません。やはり目が行き届かず・・というケースもあったのではないかと推測されます。しかし今の時代は、それこそマイナンバー制度導入目前「あの家はこういうことをしている」ということを知られるうえに、ネットなどであれこれ評論をされてしまうのです。介護の手を抜くだけでバッシング(育児も同様)ということになり、みな窮屈になるのですね。こういうご時世、やはりネットをうまく活用して「効率」を求めないと、個人の限界を超えてしまいます。オンラインの素早さが、医療技術を進歩させ、人の仕事を増やしているのですから、オンラインで解決していく方法をもっと考えていくといいですね。

ところで、最近では男性の介護者も増えてきたようですが、以前介護は女性の割合が高いそう、しかもどうしたことか遺産配分では、女性は目減りしてしまうとか。長男の嫁など介護をしたところで、遺産相続の権利はありません。以前はこのようなことを声高に言うと、合理主義にすぎる面がありましたが、もはや介護事情は「可愛そうなお年寄り」の面倒を情緒的に見るレベルを超えてしまっています。情緒面を出せるのは余裕があってこそ、介護にうまく在宅ワークやネットを取り入れてほしいものですね。


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