医療とネット社会

tensyokuさて、最近は医療におけるITは、どんどん進んでいるご時世ですが、医者と患者の遠隔地交流というのは禁止されていたのですが、ついに事実上、解禁のお知らせが入ってきました。

どちらかというと、アナログ的な発想の私は「問診、触診が無いのか」とノスタルジーを感じていましたが、もはやそういう時代ではないですね。というのも、今まで田舎と言われてきた地域の過疎化が、びっくりするスピードで進んでいるからです。でも、これからの世の中、ある程度地域で役割を分担することになっていくと思うんですね。地域内の分担ではなく、日本という国の中で、町の特性を活かした役割を担うということです。

過疎地域自体を完全に無くしてしまってもいいのでは、という考え方もありますが、これは国土保全の観点から見てどうなのだろうと思うのです。過疎地域=森林、農業、漁業が主体ですよね。これを守る人がいなくなってしまうことは、とても危険です。中核都市から通って、2足の草鞋を履くなんて考え方も出来ますし、それならばいいと思うのですが、自然の保護~人と共存しながら、という状態は人の手なしには出来ません。

稲作を維持することを、じっくり考えてみると解ると思うのですが、厳しい気候条件の中、まず地面から作らなくてはいけません。またこのように手をかけ、時間をかけることで、おいしく安全な国産米が頂けるのです。外国産の農産物をひとからげに否定するつもりはありませんが、人の健康はやはり地産地消、自分の地域で取れたものは、精神的なうれしさも加わります。第1次産業の維持自体が、健康の維持につながるのです。
もちろん勤め人と違って、第1次産業に従事する人は定年がありません。生涯現役という人も多いですから、作り手も健康を維持できるのです。そうしますとITで医者とつながるというのが、1番いいように思うのです。

健康問題を抱えつつ、人に言えない、医者にかかれないというのは、精神的にも参りますね。でもその点、ネットは平等です。どこにいても医師VS患者という構図が出来ます。これでSNSなどをやれば、「世の中から疎外された気分」にはなりづらく、また実際に医療機関に長時間かけて時間を食う必要がありません。その分、農業などに専念できます。この生活スタイルが確立すれば、10年後にいきなりの過疎化を迎える首都に比べれば、案外田舎に住む人が増えたりするかもしれません。

もちろんITによる遠隔医療は、今始まろうとしている所、民間によるカウンセリング的なものは現在もネット上にありますが、医療行為としてシステムを組み立てるという方向が定着するのは、まだまだ先になりそうです。当然、まず相談内容が外に漏れるリスクは考えられますね。またネットは簡単につながりますから「肩が凝ってしょうがない」というツイート文のようなものが、どんどん医者の元に転がり込む可能性もあります。
医者に頼り過ぎになってしまう危険性も大きいですね。

また医療行為はどうしても、まず入り口でいろいろ話を聞く~検査~結果を見たうえ、どうしていくか、本人と相談という手順になります。がんのような大事だった場合、この流れはどんどん大病院に舞台を移すことにもなります。この流れがスムーズにいくのかどうかも問題ですね。

思うに、やはりバーチャル病院を別に持つくらいの姿勢と、過疎地の人と、実際に呼び出した日にすぐ足を運べる人、距離は近いが時間が全く取れない人、などと、色々な立場の人に応じて、医師と患者の距離の差をつける方がいいように思います。今ですら「あの先生、なんかえこひいき・・」と言われたりするくらいですから、ネットの世界では更に問題になる可能性もあります。同じようなことが起きてもLINEなどでは、よりこじれることもありますよね。

また今後は減っていくと思うのですが、IT弱者という人もいます。この点についてはITに弱い医師のサポートや患者のサポートをしている病院もすでにあるようなので、1番問題は少ないかもしれません。そして、このような一連の問題が起きたときに、誰がどう責任を取り、どのように対処していくのか、が最大の課題になるでしょう。しかし、今のような時代になれば、ITで遠隔治療、診察という方法を早めにスタートさせた方が、実際に医療従事者、患者のメリットが大きいと思うのです。

先に「医師への頼り過ぎ=依存の危険性」と書きました、従来であれば頼り過ぎは好ましくないですが、ITが進み、気軽に相談という状況が板についてきたときには、それはそれでいいバランスが取れる状況になっているかもしれません。こうなると、医師の中にも診断専門家と治療専門家が出来たりするのか、はたまた両方のスキルを必要とするのか、看護師に求められるのは何か、と、想像がつかないことが多いですよね。双方のメリットが大きいということは、時間やお金の無駄がない=医療従事者も患者も病気治療に関わることにロスが無くなる可能性も大きいです。

少なくとも外来3時間待ちは無くてもいいことでしょう。ネット社会を一概に否定するのではなく、どれだけ有効活用して、ITの特性を活かしたシステムが組めるのか、と看護師も前向きに考えていく姿勢を持つようにしたいものですね。


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