出来ることを一つ一つ実現する

rouhuuhu例により週刊誌を読んでいたところ・・「認知症がもたらす亡国」というような記事がありました。何となく今更な気がしなくもないのですが。

確かに今の介護事情をそのまま適用して想像すると、あまり明るい未来は待っていませんね。しかし実際の所、認知症の患者さんの症状って、どの程度が平均なんでしょう?脳疾患の症状に、平均というのも妙な表現ですけど。

介護地獄の話でよく出てくるのは、排せつ、徘徊、暴力、これらを止めようとしたり、付き合いきれず疲弊する家族や職員、しかも介護職の給料は安く人手不足というパターンですよね。しかし、いわゆる「手のかかり過ぎる認知症の患者さん」というのはどの程度いるのでしょうか。また認知症というのは、社会的な反応で症状がかなり変わる病気、人によっては地域で普通に、もしくはちょっとした変わり者として、あまり問題なく暮らしている人もいます。10年後の認知症者の数が700万人以上になるというのですが、全員24時間目が離せない人ではないでしょう?

それより気になるのは、世の中、意外に状況に応じて進化していくということです。政治的な事はあまりあてにならない気がするのですが、民間で実際に「今患者と向き合う」人たちは、既に新しい方向をいろいろ考えていますよね。それこそ、ちょっとしたサポーターから、大学病院の予防研究レベルまで実に様々です。今の段階で思いつくのはこの程度しかないのですが。

確かに高齢者が増えすぎるというのは、あまりいいことではありません。特に50代以上にもなると、健康状態や生活状況の個人差が大きくなります。寝たきりの人もいれば、20代より心身共に元気はつらつというタイプもいます。しかし「いいことではありません」と書きましたが、それは「経済的な見地から見ると」ということです。

お金の儲かる仕事というのは、頭脳か体力を使います。ここについて、やはり高齢者はハンデを負います。逆に言うと「それだけ」という見方も出来るのです。「おばあちゃんの知恵袋」的なものが遠ざかってしまっている世の中ですが、極端な話、お金というのは望まずに暮らせる人には、そこまで高くつくものではありません。実際、農家の人で車は人のに便乗して卸す、売り歩く、物々交換で生計が成り立っている人の場合、都会の人が想像するより、遥かにお金はかかっていないのです。かつては、このような生活は「貧乏」と言われました。しかしお金の流通が少ないだけで、精神的に貧乏だったのかどうかは、はなはだ疑問です。

個人的に子供の頃読んだ絵本に「都会のネズミと田舎のネズミ」というのがあります。2匹のネズミが平和な田舎で、日々ジャガイモを食べて暮らしているのですが、片方が「町に出るといいことがある!」と聞き付け、出ていきます。しばらくして「やはり都会はすごい!」と出ていったネズミは田舎のネズミを勧誘しに来ます。そしてついていった田舎のネズミ、確かにエサは豪華な食材のあまりの数々・・しかし、うるさい車、多くの人の目をかいくぐる、いわゆるバタバタした気ぜわしい生活、田舎のネズミは言いました「やっぱり田舎で暮らすことにするよ」そして、のんびりジャガイモを味わう暮らしに戻りました。という本を読んで、都会に出る気が全くしなくなった、のんびりタイプの私です。

最近はここにネットが加わりました。ネット通販でお金がかかるとも言えますし、いくらでも副業が可能、田舎でも儲ける方法がかなり出てきたとも言えるのです。今までの日本人の暮らしというのは「組織に属して働く」が基本でした。つまり、それを軸にして介護やその他のことを考えなければいけなかったのです。しかし、フリーで仕事をする、もしくは組織に属していても柔軟に職場が変わる、また高齢の人でも、力量に応じた仕事をする、など勤務形態を変え、いつでも誰でもサポート役になる、そして助けてもらうことが出来る、という世の中になるように持って行けば、そこまで悲観することでもないように思うのです。

また、こういう方向を突き詰めていくと、思ったより高齢化率は低くて済む可能性もあります。というのは、地方の多くは既に高齢化が進み、反面、出生率は特に落ちてはいないのです。ローカルエリアは、そのままの生活で、10年後に現状維持が可能なんですね。

また最近、介護施設の記事に関して、多く目にすることの1つが「人手不足市場なので、人の質がバラバラ、連携が取れない、それ以前にまともな常識の無いような人が多く来てしまう」というようなことです。これについても「介護」を誰でもきちんと勉強できるようにしておけば、組織としての問題がかなり減ります。もはや「当たり前」となれば介護を義務教育に組み込む時代が来るかもしれません。

このように出来ることを1つ1つ考えて、現実になるようにすれば、今から悲観と決めつけることもないでしょう。第一、日本が浮かれていた時代=80年代半ばに言われていたことは「人口爆発による食糧危機、子供は
増やさない方が良い」です。この程度に、世間の見通しというのは、結構間違っていたりもするのです。今、出来ること、その積み重ねが、悲観的な頭でっかちな予測を大きく覆す可能性はあるのです。


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