健康に関する教育の必要性

0cdb91f3edc843852c1b5e515701ea32前回、米国疾病対策センター(CDC)発のニュースを調べたついでに米国のお酒事情について調べてみました。それというのも、CDCからの情報に「お酒がらみ」が多かったからです。

CDCのお酒にまつわる発表が多い理由は何かと州財政を圧迫するため。国民皆保険でもない上、連邦制の米国では州ごとに1つの国並みに感覚が違うのですが、お酒の害については同じようです。害が何なのか書かれておりませんが、おそらく犯罪とアルコール依存方面の問題だと思われます。(両方兼ねている人もいますが・・)でありながら、米国の医師の大半が患者の飲酒習慣を正確に把握していなかったとか。日本のデータも知りたいものです。

しかし、お酒と言う存在がややこしいのは、百薬の長でもある点と財政源にもなる点ですね。日本では、カジノ議論がこれに近いような気がします。健康のために、何をどの程度我慢するかは個人の判断ですが、そのために必要な教育がなされているかと言うと、やや疑問です。性教育など、医療に関わる分野全般に、あまり義務教育でリアルな内容が出てきませんね。子どものころから、えげつないものに触れさせるのはいかがなものか、という声もあるようですが、確かに戦争の被害写真などは見解の分かれるところです。しかし、お酒の害や、性の知識、障害の種類、性的マイノリティーなどなど、知っておいて悪いことはほぼないはず、というようなことが抜けてしまっているのです。お酒についていえば、酒造会社が儲からないとか、居酒屋が儲からないとかいう事情があるのかもしれませんが、きちんと学習すれば逆のような気がするのです。

NHK朝ドラ「マッサン」を見ていた人ならお分かりかと思いますが、お酒を造る方の心根は、アルコール依存になってほしいわけではなく、楽しくお酒を飲んで人生に彩を添えてほしい、ということだと思うんですね。だとすれば、適量を飲むこと、飲酒の起こす犯罪(軽犯罪込=ホームの酔っ払いなど)をきちんと教えた方がいいのではないでしょうか。

社会に出てきて、一定の歳になってから「生活習慣病」云々と言われても、既に生活習慣は出来てしまっているのです。知ったうえで、生活習慣病まっしぐらな生活を選択しているのなら別ですが、そこまで知らなかったでは、その後に、生活習慣病を遠ざける生活を習慣化するのはかなり難しいでしょう。そして生活習慣病になると、中略、認知症、そして認知症も社会的に受け入れられているとは言えないのです。このように「認識の誤り、学習不足」が多分に、医療従事者を困らせることになるのです。

1人の人間が生活習慣病になるまでに、50年程度はかかります。その間に医療事情は大きく変わりますし、常識に至っては1日ペースで変わります。しかし、医療ニュースをチェックしておく、自分の心身の健康を考えるという習慣は、今後は特に大きく変化はしないと思われます。寧ろスマホの健康機能増加などの動きが「もっと早くから健康情報を教えろ」という動きにつながるような気もしますね。

ここで問題なのが教育格差、既に一定以上の収入の家では、上に書いたような教育は家でされているかもしれません。元々、収入格差というのは、いつの時代も存在しますが、今は最低限の適切な教育の機会が受けられる時代です。健康に関することを、義務教育時代から学び、自由診療が受けられる報酬を得られる仕事に就くように努力する機会は、どんな子供にもあるのです。

病気と言うのは多分にアクシデントです。ガンになっただけで、未だに周りの人が去っていく環境に置かれている人もいるでしょう。しかし、そこから立ち直ることが出来るのも、教育の力なのです。必要な情報を得ようとする力、それを治療に活かし、自分自身の再生につなげる力を得る方法を知るのが、教育です。一定以上の収入の家の方が得をするのは「余裕がある=広い世界の情報を多く得られる=視野が広がる」からです。ある程度、ここに家の差が出るのは解りますが、しかし臨床や現場などに基づいた医療教育はいくらでも取り入れられます。また公立学校が取り入れるメリットとして、地域差を出せるという点があります。過疎化、高齢化がリアルに進行している県と、重厚密集地区ではおのずと必要な話は違ってきます。

また自分の街の基礎をしておけば、将来違う場所に住んだ場合に「地域差」を経験できます。既にご長寿県などは、地域で高齢者に啓蒙活動を行い、実行に移して健康寿命を維持していますよね。このようなことを考えますと、もう少し学校教育の中に、医療、介護従事者が入れるようにすることが1番ベストのように思います。人に教えるということ自体が勉強になったりするもの、看護師出前授業が必修にならないか、と思ったりするのでした。少なくとも、街角に大量の酔っ払いが存在するのを見て「大人になったら、お酒を飲みすぎるのはやめよう」と思うより、学校で医師にお酒の害を学ぶ方がスマートだと思うんですけどね。

ちなみに先に書いた米国、実は高学歴な人ほど飲酒率は高いのです。英国女性も同じです。量は解りませんが、お酒について考える、学べることは、まだまだ多そうですね。


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