ちょっとした心遣いの大切さ

digital私事ですが、持病があるため定期検診に行ってきました。しかし・・そんな日に限り、心身劣悪、しかも生理中・・来るんじゃなかった!!という本末転倒ぶり、おかげで現在疲労困憊なのです。

でも、この手の話、あんまり珍しくもないですよね。何とか病院に行ったら待ち時間が長い・・・何となく要領を得ない話や面倒な検査で疲れた・・ありがちです。病院にあまり気軽に行きやすく、しかも楽しい!というのも困りものですので、病院に来る人が減るかもしれない、という点はいいかもしれませんが。

最近スマホなど、遠隔情報で状況を送れるシステムがどんどん増えていますが、さすがに、こういったものの活用を祈ってしまいましたが、この手のことに1つ問題があるとすれば「顔色を見て状況把握できない」ということでしょうか。とはいうものの、今現在、臨床の医師が顔色を見ながら、色々なことを考えてくれているのかは、患者として行って見て、やや疑問を感じました。

というのは、今回の疲労は各種ストレスに、生理や風邪、といういろいろな要素を抱えて行ってしまったためなのですが、医師にしてみると「生理中は不調」の一言で終わるのですね。もしくは、元の持病の影響について考える程度です。元の病気を考えて、生理や風邪が別の何かに影響をしているのかも、ということや、別の病気もあるのでは?年齢の問題もあるかも・・という別の観点を入れることは、ほぼないように感じるのです。

いわゆる人間ならではの幅広い想像力に基づく直感ですね。これがなければ、スマホ診療でもいいようにも思えます。スマホは、持病に関わらず各種データ記録を取ることが出来ますよね。機械の方が、持病に関係のない部分と何かがリンクしている、ということに、逆に気付きやすいかもしれません。

もう1つは「待たされずに済むこと」です。かねてより、下手をすれば何時間も待たされ「こんなことなら、家で静養していればよかった・・」という状況の中、通院する人、多くいますね。そんなときの待合は、咳をしている人の隣、しかも待合椅子が狭い・・ということもあります。これは、あまりしんどい人の待遇ではないように思うのですが。

稀にあまりに具合が悪い時は、看護師さんに告げ、どこかで横にならせてもらいますが、そういう場所自体がない場合、またあっても「そんなに重症ではない方でしたら・・」と暗に断られることもありますね。通院後、ハードワークが待っている人の場合は、どうするのでしょう。診察だけで疲労=元々辛い仕事が更に、ハードになってしまいます。しかもやっと診察室に入った途端「お待たせしました、どうしました?」体調が悪いことが解っているうえ、散々待たされておいて、さもそれが当たり前のような態度はどうなのでしょう。もちろん、そういう病院の環境自体に医師や看護師の責任があるわけではありません。とはいえ、いいこととも思えません。「すみません」と一言あってもいいように思うのです。

実はこの点を大きくフォローするのが看護師なのです。「すみませんね~、今日混んでいるので、しんどくなったらおっしゃってくださいね」この一言、どん底で来た身としては「そうだなあ、病院も大変、頑張ろう」という気にさせてくれるものではないでしょうか。

最近世間ではクレーマーが多く、何でもかんでも頭を下げるのはどうかと思う、という意見も多いのですが、病院に足を運ぶ人は少なくとも、万全ではない体調と、他にやることがあるのに時間を削ってきているのです。そこに対して、ねぎらいの言葉をかけるのか、そうでないのか、は、かなり大きな差があると思います。またトイレに行ったときなど、とても綺麗に手入れがされてある上に、ちょっとした飾りが置かれ「お大事に」と書いてあることがあります。このちょっとした心遣いが、すさんだ身には沁みるのではないでしょうか。

こんなことを考えておりますと、将来「顔色で診察できない医師」「特化した技術や、逆に在宅介護などオールラウンドな能力を持った医師」以外は、案外淘汰されるのではないかと思います。看護師さんの心遣いや気配りは、一見誰でもやれるようですが、自主的にやろうと思うと、その人の資質が問われます。例えIT診察になったとしても「何か気になることがありましたら、またいつでも相談してくださいね」と書き加えるか、どうかで差が出てきます。

システマチックな効率部分は、今後コンピュータが担う部分も増えるでしょう。しかし「医療技術」やシステムというのは、「病気」(予防などを含む)に対して適用されるもので、「病気を持った個人」に対するものではありません。しかし、病院に来る人は、十人十色、遠隔治療を受ける人も同じ、「しんどい」という言葉の裏に隠されているのは、何かの病気を取り除いてほしいということより、むしろ自分を理解して味方になってほしい、という気持ちの裏返しだったりもします。

患者に媚びを売るようなことをする必要はありません、しかし病気には必ず多くの背景があり、そんな背景を絶えず抱えながら生きている人が、来る場所が病院です。レントゲンより1つの笑顔のお辞儀、そんなことを切実に感じた通院なのでした。


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