こんなに残業してるのはウチだけ?知りたい看護師の残業事情

pixta_6861902_M5月もそろそろ終わりますね。
今月はゴールデンウィークがあったので、お休みもしくは休日勤の代休等で少し休めた方も多いのではないでしょうか。
しかし!来月は6月・・・祝日がない月がやってきます。つらいですよね。
今年から8月には「山の日」ができましたから、6月は一年を通して唯一祝日がない月です。
ちなみに、これには理由もあって、「ゆとり問題」を解決するためだそうです。
それまで、「山の日」を6月にするという話もでていたそうですが、これ以上授業数を減らせないので、夏休み中の8月に「山の日」を設けたとか。
休日で給料が減るのは残念ですが、それ以上に「疲れてるから休ませて!」という方も多いのではないでしょうか。

さて、先日千葉でブラック企業の社名が公表されました。
何でも月の残業時間が100時間を超える労働者が10人以上おり、行政指導が入ったそうです。
今回の報道でおもしろいのは、行政指導を受けた時点で社名を公表したのは、はじめてのケースだからです。ブラック企業対策を感じますよね。

看護師の残業は当たり前?その実態とは

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看護師は職業柄、決められた時間内での業務が終わらないことはよくあります。病棟の日勤においては、
「○○号室の○○さんが急変した!」
「手術が長引いて交代時間ぎりぎりに帰ってきたけど、ここまでが日勤の仕事だから・・・」
と日勤看護師、夜勤看護師が同時に働いている光景も不思議ではないですよね。それに限らず残業なんて日常茶飯事。
しかし、残業代がすべて支払われているかというと実はそうではない病院は多いです。なぜなら、すべて残業時間を報告することは病院側にとってまずいから。
経営面はもちろんですが、それ以上に規定以上の残業をさせるわけにはいかないからです。
そのため、看護研究や会議、研修会など、無償で職場にいる機会も少なくありませんよね。
一方、仕事を覚えたての新人さんに残業代を出すかどうかというのは、簡単に時間計算だけではないので、数か月たたなければもらえないという病院も。

さて、そんな看護師の残業の実態はどうなっているのでしょうか。
看護協会の調査をまとめます。

看護協会による時間外労働に関する調査
☆2008年に2人の看護師が過労死と認定されたことを受け実施した調査です。
☆2008年11月から2009年1月にかけての調査。
☆10000人に調査票を送付、有効回収票は3010、回収率は30.1%。
☆看護職員調査、看護管理者調査、生活時間調査についての調査。
☆交代勤務者の時間外労働数の分布
・10時間以下:34.1%
・10~20時間:25.0%
・20~30時間:17.6%
・30~40時間:9.1%
・40~50時間:6.4%
・50~60時間:3.4%
・60時間以上::4.3%

☆年齢別でみると20代の時間外勤務時間が一番多く、平均で25.9時間。また、20代の4分の1が35時間以上の時間外勤務を行っていました。
☆回答者の8割以上が前残業(月平均9.9時間)をしており、そのうちの97.8%は時間外労働として申告していませんでした。
☆75%が勤務時間外院内研修に参加(月平均3.8時間)していましたが、そのうち93%は時間外労働として申告していませんでした。
☆約67%が持ち帰り仕事(月平均7.8時間)していましたが、そのうち93.6%が時間外労働として申告していませんでした。

この調査から、交代勤務者つまり病棟看護師のほとんどが残業をしていることがわかります。
加えて、前残業や研修会、持ち帰り仕事などは残業として申告していない看護師がほとんどですね。これには「うんうん」と納得される方も多いのではないでしょうか。
この調査自体が8年前のものなので、今は若干違うかもしれませんが、大体はこの枠にはまるのではないかと思います。

残業やばすぎ!どうしたらいいの?

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ちなみに、過労死された看護師の残業時間は平均50~60時間と発表されています。
この時間も実際にはどうかはわかりませんが、この調査でいうと実に7.7%の人が過労死レベルの業務をしていることになりますよね。
患者さんの健康を守るために、看護師自ら犠牲になる必要はありません。むしろ、看護師が健康でなければ患者さんの健康を守れませんよね。
正職員として働いている以上、ある程度の残業は仕方のないことかもしれませんが、健康を害する程の残業は絶対NG!!
もし、残業が多くて悩んでいるのなら、まずは記録しておきましょう。
日付、前残業がどのくらい、休憩時間は休めたか、業務が終わらず残った時間、時間外の給与がもらえているかどうか、体調も併せてメモをとります。
そして、病院がどのくらいの時間残業を許しているのかなど、調べられる場合は調べておきましょう。その上で労働基準監督署、もしくは専門家に相談すると良いでしょう。

そうはいっても、看護師はいつの世も必ず求められる職業です。
看護師不足の問題もありますし、多くの方々に看護師に興味を持ってもらい、この世界に飛び込んできてほしいですよね。
だからこそ、このようなブラックな風習を断ち切り、看護師がみんな健全に働ける環境作りは課題にするべきでしょう。


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