いじめられたら?とるべき3つの行動~看護師と職場いじめ後編~

浜松の一家殺傷事件を受けて、前編では看護師の職場いじめの現状といじめられないためのNG事項をまとめました。

後編では「これっていじめかも?」と思ったときの気になるチェックポイントをまとめます。

これっていじめ!?見極める3つのポイント

前編でも述べましたが、医療機関でのパワハラやいじめは9割の人が体験します。
しかし、常にいじめを受けながら働いている人が9割かというと、そういうわけではありませんよね。
このパワハラやいじめといった通過儀礼を受けるほとんどが新人として配属されたときです。
なぜなら、指導を受ける立場であってこれから仕事を覚える身だから。指導を受けながら、ときにはパワハラやいじめのような体験もしながら成長し一人前になっていきます。
一人前になればいじめられることはほとんどありません。指導は怒られることも含まれますから、当然嫌な気持ちになりやすいですよね。

一方の指導者は成長してほしいがために愛の鞭をふるうこともあります。
しかし、その真意が伝わるかどうかは指導の仕方と受け手によるので、すれ違いが生じてしまうこともあるでしょう。
もし、自分のためを思って指導してくれたのなら、いじめと思わずに真摯に受け止めたいですよね。
それでは、指導といじめの見極めはどうすれば良いのでしょう。

いじめと指導の見極めチェックポイント
・患者さんのことを思っての言動かどうか。
・一時的なものなのかどうか。
・その人のことを思っての注意かどうか。

一番のポイントは患者さんのためを思ってなのかということ。いじめの場合、患者さんのためを思うことよりも、自分の行動や気持ちを優先させて怒鳴ります。
また、いじめというのは要するに「弱い者を攻撃する行為」ですので、言われた内容を思い起こしてみると指導なのかいじめなのかがよくわかります。

いじめる側の心理

それでは、いじめる側の心理はどうでしょうか。
なぜいじめると思いますか?
看護師の世界でいじめが多い原因については前編でまとめましたが、単なるストレスや女性の職場だけではなく個人個人の心の問題も関係しています。

いじめる側の心理チェックポイント
・自己防衛意識が強い
・優れていたいという欲求が強い
・現状に不満を抱えている

いじめは幼稚園、小中学生、大学生、職場、家庭など、どの世代でも起こりえます。
しかし、共通しているのはこの3つです。誰にでも自分を守りたい、自分はよく見られたい、自分が一番でありたいという欲求を持っていますが、いじめる側の心理としてはこの欲求が強い傾向にあります。
つまり、他者を陥れることで自分の方が上だということを示したいのです。
また、今の自分の状況に満足ししあわせだと思っている人はいじめをしません。そういう人は広い心で接することができますよね。
しかし、現状に何か不満を抱えていて、仕事上もしくは私生活で満足がいかない場合、いじめることでストレス解消をしようとしているというタイプの人もいます。
いじめられたと感じたら、その人のことをアセスメントしてみると良いでしょう。
私生活まではわからないかもしれませんが、広い視野を持つと自分の落ち込みが少なくて済みます。

いじめられたらどうする?知っておくべき解決策


しかし、いじめる相手のアセスメントをしたところでいじめが終わるかといったらそうではありません。いじめられ続けることで、身体的・精神的に病んでしまう可能性も。
解決策は3段階です。

いじめられたことは記録する。
行動する。
相談する。

まずは、いじめだと感じた時点でいつ、どこで、誰に、どんな風にいじめられたかはメモしておきましょう。あとで相談する際のツールになります。
ここで大切なことは客観的事実を書いておくこと。このようなメモを残すとき、ついついそのときの感情が強く出てしまいがちですが、そういったことはわかるように分けておくか、ノートを別にしておくと良いでしょう。
そして、言われっぱなしではなくて、いじめられないような努力も怠らないようにしましょう。
言われたことを冷静に考えてみると、自分にも非があるかもしれません。精神的にやられてしまうと難しいのですが、できるだけ早い段階で注意されないような行動ができるように努力します。
そして、努力したことも書き留めておきましょう。
それでもいじめが解決されない場合は相談します。もちろん、その前の段階から友人や家族などに相談しても良いです。
しかし、ここでいう相談とは上司などいじめを解決できる人への相談です。
看護師長や主任など問題を解決できそうな上の人の方が望ましいです。相談する相手を間違えてしまうと問題が解決されるどころか、話がこじれてしまうこともあるのでよく考えて相談しましょう。
また、病院によっては相談室を設けていたり、弁護士に相談できるよう連携しているところもあります。上司では相談できなさそうな場合には、直接そちらの方へ相談するのも良いでしょう。
いじめが解決するかどうかは状況によりますが、いじめだと認定された場合には守秘義務を守りつつ、いじめた本人を解雇させたり、違う部署へと異動してくれるという対策をとってくれることもあります。

できればいじめには巻き込まれたくないですよね。
しかし、たくさんの人が働く社会の中で、特に看護師という特殊な世界の中ではどうしても起こってしまうというのが事実です。
自分の身を守れるのは自分しかいませんから、あのような悲しい事件が起きないよう行動していきたいですね。


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