翼状針の上手な入れ方~挿入タイプとポイントとは~

■翼状針の特徴

採血はすべて翼状針で行っているという施設も少なくありません。また、短時間の点滴や注射などでも翼状針は大活躍。扱い上手になりたい針ですね。

翼状針は、直針よりも痛みが少なく、逆血を確認しながらできるので、血管が細い患者さんにも適しています。また、直針よりも針に近い部分(蝶々の羽)を保持できるので、細かい操作がしやすくなります。
しかし、ルートがある分、直針よりも溶血しやすく、採血の取り直しということもあるのが難点。また、直針よりも単価が高い上、ルート部分が針捨てボックスを圧迫するのもデメリットです。

メリット
・痛みが少ない
・逆血を確認できる
・細かい操作がしやすい
デメリット
・溶血しやすい
・コストがかかる(単価が高い、針捨てボックスの圧迫)

■翼状針を使うときのポイント

翼状針の刺し方には、やや角度をつけて挿入し逆血後針を平行にして進めていくタイプと、角度は浅めにして逆血があるまでゆっくり進めていくタイプがあります。どちらが良いというのはないので、自分のやりやすい方で良いでしょう。また、患者さんの血管にあわせて試してみるのも良いですね。
患者さんの中には「角度をつけられたら痛い」「途中で角度を変えられるのが苦痛」などの声もあり、針の挿入に関する痛みの感じ方は人それぞれで一概には言えません。

しかし、いずれの場合も針先に意識を集中し、血管の位置と針の位置をイメージしながら行うことがポイントです。

また、直針との手先の感覚は違うので、感覚の切り替えが必要です。筆者は直針歴が長かったので、直針と同じ感覚で採血をすると、ここかなと思っても血管まで届いていないということがありました。あくまで個人の感覚ですが、直針は「ちょんっと」、翼状針は「すーっと」いれていく感じです。

■手背の場合

手背などの皮膚が浅い部分では、浅くやや平行に進めていくのがポイントです。角度をつけるより、浅く入れてゆっくり進めていった方が血管に入りやすいですよ。
また、血管の真上から刺すのはなるべく避けた方が良いでしょう。患者さんにもよりますが、手背は比較的逃げやすい血管であることも多いです。真上から刺すことで、ころころと逃げられてしまうのを避けるため、手背は特にやや手前から狙うのが、成功するポイントです。

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