男性看護師の現状

JU170_72A10年程前に、『ナースマン』という男性看護師を主人公にしたTVドラマがありました。一般に、看護師は、女性がなる職業だと考えられていたので、このドラマのおかげで、男性看護師という存在を知った人も多いのではないでしょうか。厚労省の平成22年度衛生行政報告によれば、ドラマの放映された年である平成14年の男性看護師の人数は2万6160人でした。しかし、8年後の平成22年にはおよそ2倍の5万3748人と増加しています。

これは、平成11年の男女教機会均等法の改正により、「看護婦」とういう名称から「看護師」へと変更された影響もあるかもしれませんが、ドラマの影響も多少あるのかもしれまん。それでも、現場の看護師は、女性の方がはるかに多く男性が少数です。少数派は、多数派の中では色々と苦労することも多いようです。そのため、少数である男性看護師は今、まで生きてきた環境とは全く別の経験を強いられるようです。

それは、看護学校へ入学したときから始まります。男性であるということが目立つため、過度に男という性を意識してしまうようです。また、周囲からは「男性 だから」という良い意味でも悪い意味でも特別な感情を抱かれます。そのため、多くの男性が、多数派の女性と対立せず上手に付き合っていけるように男性性を 押し殺して対応しているようです。

また、看護師となると、さらに、苦労は増えるようです。女性の患者さんに接する時、特に肌を露出するような羞恥心を伴うケアでは、女性看護師以上に神経を遣い、心配りをしなければなりません。女性の患者さんに男性性を感じさせないように努力しなければなりません。

このように看護現場の現状では、少数派である男性の看護師は、多数派である女性の看護師の集団の中で同化していくことが求められます。一方、看護の仕事には、体位変換など力仕事も多くあります。男性には、腕力に代表されるように女性にはない特性があります。その特性は、医療現場では必要となります。

TVドラマの影響で、ナースになろうとする男性が増えたそうです。看護師不足が深刻な状況では、女性に限らず、男性が今以上に職業として看護師をせんたくすることは、看護師不足の手助けになるかもしれません。


関連ブログ記事:セクハラと男性看護師性差別のない社会とは

インタビュー記事:精神科で働かれている男性看護師デブク・ジーターさん(30才)に体験談をお話して頂きました。ご興味あり方はどうぞ。インタビュー記事はコチラ

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