男性看護師の歴史

history近代看護の生みの親であるフロレンス・ナイチンゲールと「白衣の天使」という言葉は、看護師の代名詞となっています。そのため、多くの人が、看護師は女性の仕事というイメージを持っています。ところが、看護の仕事は、もともと男性の仕事だったということをご存知でしたか?

明治維新後、戦争での怪我や病気、伝染病対策のため、医師を補助するために医療行為を行なう人がいました。この医師の補助者としての看護が、職業としての看護の始まりとなります。明治維新前は、家庭内での病人の世話は、女性が行うことが当然とされていました。しかし、1873年に、陸軍が看護制度を整え、看病人の育成をを開始しました。日本で始めて近代的な看護教育を受けたなのが男性兵士だったため、看護兵・衛生兵などとよばれる男性看護職というものが誕生したのです。

男性看護職は、軍隊での看護や救急看護を始めとして、病院・療養所での看護、公衆衛生看護などの様々な看護を実施しました。加えて、最前線では、軍医に代わって応急処置をすることもあったため、医療の知識や技術はとても高かったと言われています。ところが、1877年以降、コレラや腸チフス・赤痢などの伝染病が流行り、深刻な社会問題となりました。そこで、病院などだけではなく、家庭においても伝染病に対応するための知識が必要となり、看護を学ぶ人が急激に増えました。

これを受けて、1886年に日本で初めての看護養成所が成立されました。1900年頃から女性による看護が定着し、看護婦と呼ばれるようになったのです。さらに、1948年に保健婦助産婦看護婦法が施行されたことにより、看護は女性の仕事という認識が一般的になったようです。男女雇用均等法により、「看護婦」から「看護師」に名称が変更され、男性が看護師の職を選択をする人が増えてました。

男性は、論理的にものを考えたり、探究心の強い人が多いそうです。当初、男性に看護を教育したということは、医師のサポートをするという面においては、理に叶っているのかもしれません。現在、男性看護師の増加は、看護の本来の姿に戻っていることで不思議なことではないのかもしれませんね。

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