勤務体験談6-小児科

今回は小児科病棟に勤務後、結婚・出産を経て現在は小児科クリニックに復職されているコロコロコミックさん(32才)に体験談をお話して頂きました。


とらみ:「こんにちは。今日はよろしくお願いします。コロコロコミックさんはずっと小児科に勤務されているようですが、最初から小児科を希望されていたんですか?」

コロコロコミック:「こんにちは。私は、地元にある赤十字病院附属の看護学校を卒業してすぐに総合病院に就職しました。もともとは外科病棟を希望していたのですが小児科病棟に配属されました。でも、勤務してみると楽しくて、復職する時には小児科しか考えられないようになっていました。」

とらみ:「外科と小児科では患者の年齢はもちろん、色々違う面があると思いますが、復職時にも小児科しか考えられないぐらいだとは、コロコロコミックさんに合っていたんですね。」

コロコロコミック「そうですね。勤務する小児科病棟にもよるのでしょうけれど、悪性疾患をみない小児科病棟であれば、成人の診療科ではどうしても対応しなくてはならない、お看取りもありませんし、ほぼ100%元気になった子どもを見送る事が出来ます。子どもは具合が悪くなってもすぐに良くなる事が多いですし、良くなったときにニコニコして退院していく姿を見る事が出来るのが他の科にはない利点だと思います。」

とらみ:「小児科を嫌がる理由の中には、子供のお看取りは辛いから嫌だ、という方も多いのですが、コロコロコミックさんがお勤めだった総合病院はどんなかんじだったのですか?」

コロコロコミック「私の勤めていた病院は人口15万人規模の市なのですが、地域には入院できる小児科の病院は私たちの病院しかなく、休日や夜間も受診できる病院は私たちの所だけでしたので時間外や休日にも頻繁に緊急入院が多くありました。小児科病棟は18床あり、産婦人科との混合病棟でした。また、一般小児科病棟とは別に新生児室がありました。新生児室は、基本的には正常新生児で高ビリルビン血症で光線療法が必要な場合や、呼吸障害で酸素投与が必要な場合に入院となっていました。しかし、医長の方針で人工呼吸管理等が必要になる患者さんは大学病院に搬送するということになっていたので、集中治療のケアを経験する事は出来ませんでした。」

とらみ:「なるほど。小児科ではどういった患者さんが搬送されてくるのですか?」

コロコロコミック:「入院してくるお子さんは、喘息や胃腸炎、肺炎など一般的なものだけでなく、川崎病や熱性けいれん、初発の1型糖尿病などとても幅広かったですね。集中治療のケアを経験する事は出来ませんでしたが、とても具合が悪い状態で入院してきても2−3日するとあっという間に元気になってしまう子が多く、ニコニコしながら退院していくのを見届ける事が出来たのでとてもやりがいがありました。」

とらみ:「子供はよく熱を出したり病気が絶えませんが、回復力は早いですからね。ところで、他の科とは違った小児科の大変な点はどんなことがありますか?」

コロコロコミック:「そうですね、大人だったら簡単にできる介助でも時間がかかることでしょうか。例えば、吸入一つとっても嫌がる子どもをなだめながら介助するので時間がかかりますし、点滴や採血など、小さい子どもではとても時間がかかったり難しいこともあります。でも、血管がまったくみえないぷくぷくした手の子の点滴がうまく入ったときなどの爽快感は他の科では味わえないと思います。」

とらみ:「泣き叫んだり暴れる子に点滴をしたり、なだめたりすることが疲れる、もともと子供が嫌いだから小児科は嫌だ、という話も聞きますが、その当たりは気になったことはありませんか?」

コロコロコミック:「確かに泣き叫んだり暴れたりする子の対応は難しいですが、自分に子どもが出来たときに自分の子どもにも役立つ知識を得られるいい機会だと思い、私は機になりませんでした。むしろ、自分の子供が熱を出しても、ちょっとした熱程度では動揺しませし、熱性けいれんを起こした時でも、自分でも不思議なくらいけいれんを客観的に観察して医師に伝える事が出来たので、いい経験になっています。」

とらみ:「自分自身が子供を持ったときに小児科での経験があると子育てにも活かされそうですね。現在は小児科クリニックにお勤めということですが、勤務形態などはどうですか?」

コロコロコミック:「現在勤めているクリニックは私以外にも看護師が2人いるので、事前にシフトを決めておけば融通が利きますし、夜勤などもありません。結婚前に勤めていた病院は、入職した年は3交代でしたが翌年から病院の方針で2交代制になりました。2交代だと勤務時間が長くて大変になるかと思いましたが、慣れてくると思ったほど大変ではありませんでした。むしろ、自由な時間が増えたのでプライベートの時間が増えてよかったですよ。」

とらみ:「2交代制で自由な時間が増えても、育児をしながらでは総合病院勤務は難しかったですか?」

コロコロコミック:「私は妊娠中、つわりがひどくてとても続けられず育休ではなく退職したんです。また、出産後は子供がかわいくて、子供が小さいうちは夜勤などはなるべくせず、近くにいたいと思ったんです。」

とらみ:「そうだったんですね。では最後に、小児科勤務のオススメなどがありましたらお願いします。」

コロコロコミック:「子供を持ってみて始めてわかったんですが、母親業は24時間365日休みなしです。病気でなくても子供は癇癪を起こしたりしますし、お世話も大変です。小児科の看護師は大変といいますが、母親業の方がよっぽど大変だと感じます(笑) また、小児科の先生方は他の科の先生方に比べて穏やかで優しいのが特徴だと思います。怒鳴ったり物を投げたりするような先生はいなかったし、1年目で分からない事だらけでも親切に教えてもらえるので適切にケアをする事が出るようになりますよ。」

とらみ:「貴重なお話をありがとうございました。」

コロコロコミック:「ありがとうございました。」


関連記事:小児科

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

おすすめサービス一覧

常勤、非常勤、パート、派遣あらゆる看護師求人情報を無料で簡単条件検索し放題!!

お仕事をお探しの地域の最新求人情報を週2回配信する「ハローワークナース通信」
もちろん利用は無料です。

今、評判のよい看護師転職サイトってどこなの?⇒ 現役ナースがよく利用している看護師転職サイトをランキング

おすすめコーナー

ページ上部へ戻る
error: Content is protected !!